2003年7月車検

　2003年7月、車検が終了した。依頼先はいすゞ販売会社営業所（工賃：\7,000/h）。
● 費用明細 ●
部品および作業 単価 個数 部品代 工賃
代行料 ・ ・ ・ 9,200
継続検査（車検） ・ ・ ・ ・
定期点検基本技術料 ・ ・ ・ 16,900
継続車検更新検査料（洗浄料含む） ・ ・ ・ 18.400
フロントキャリパー脱着＆点検 ・ ・ ・ ・
フロントディスクローター研磨 ・ ・ ・ 7,200
ブレーキホース交換（持込） ・ ・ ・ 16,100
リヤブレーキドラム脱着・点検・清掃 ・ ・ ・ 3,900
リヤブレーキライニング点検 ・ ・ ・ ・
ブレーキ液交換（持込）DOT4 ・ ・ ・ ・
エアーエレメント点検・清掃 ・ ・ ・ ・
ファン・パワステ・クーラー各ベルト調整 ・ ・ ・ ・
パワーステアリングオイル交換 ・ ・ ・ 2,100
ステアリングボス部給油 ・ ・ ・ ・
ＬＬＣ交換 ・ ・ ・ ・
ラジエターホース点検 ・ ・ ・ ・
タイヤ空気圧点検 ・ ・ ・ ・
右フロントタイヤバルブよりエアー漏れ
　 　バルブ内　虫交換		 ・ ・ ・ ・
ショートパーツ（油脂類） ・ ・ ・ 1,500
バッテリーチェッカー診断 ・ ・ ・ ・
ＬＬＣ 950 2 1,920 ・
デスクロン３ 900 0.8 720 ・
小計 2,640 75.300
合計 ・ 77,940
消費税 ・ 81,837
請求額合計 ・ 81,837
重量税・印紙代
を加えた総額		 ・ 135,767


【その他の作業】
・ブレーキディスローター研磨
　この時、ブレーキ・パッドは Funny Factory RTS （ストリートユース向け）を使用中。製品性能は十分満足のいくものだが、やはりブレーキ・ディスク・ローターには幾分過酷でレコード盤状になり、研磨が必要となった。

・スチール製ブレーキホースへの換装
　GOODRIGDE製ブレーキライン　フィッティングスチール
　品番 IS-004 ジェミニ JT190用： \24,000
　有限会社　飯田商会（プロショップ イイダ）製

・ブレーキフルードの入れ替え（DOT4）
　ENDLESS THI TRUTH DOT-4 BRAKE FLUID
　定価：\2,700　実売価格：\2,400



【その後】
　「社会に適応している一般国産大衆車並み車検費用で済んだ、と思って安堵していたらやはり甘かった。オールタネーターが逝ってしまった。車検から戻ったばかりの２日後、自宅車庫で電圧・排気温・燃料残の各警告灯が点灯しっぱなしで消えなくなり、おまけにエアコンも完全停止（送風不能）。急いで車検を依頼したいすゞ営業所に車を走らせ到着するも、なぜか

　「都合により本日７月○○日（土）は都合により休業させて頂きます」

の張り紙がウィンドウに。土曜日は通常なら営業日なのに、この日に限ってどうして？　翌々日（月曜日）に再度、赴き調べてもらうと「ダイナモが壊れていてまったく発電されてません。バッテリー内の電気もすべて使い切ってます」とのこと。なるほどディーラーの駐車場内でキーをひねってもスターター・モーターは回らず、エンジンは再始動不可。つまりディーラー到着前にどこかに寄って、一度でもエンジンを停止させていたら、ＪＡＦを呼ぶ羽目になっていた。実際、銀行ＡＴＭ利用時に駐車をするも、この時はエンジンを切らず、アイドリング 状態にして車を離れたのが功を奏した。環境に優しくないが身を助く。

　ダイナモというやや古い表現を使って整備士が説明してくれたのは、「オルタネーター」と説明しても、多分直流と交流の違いが私には理解できないと踏んだかららしい。正直に申し上げると、バッテリー電圧が公称12Ｖで、エンジンがかかっている状態なら、通常13Ｖ以上あるものだというのも、この時初めて知った。後付けの車内電圧計を普段見ていて、11Ｖ位が普通だと思っていた。この整備士の人を見る目は確かだわ。

　結局、リビルト品の手配を頼んで代車（ホンダの軽・室内のほとんどが鉄板むき出しグレード、でも乗り心地はJT190より格段に良い）で戻り、数日後、いすゞより電話連絡。

　「オルタネーターの件なんですけど、リビルト品すら見つからなくて、壊れたヤツの中身を交換して済ませました。費用は工賃込みでだいたい５万円ちょっと位ですね。バッテリーも一応充電しておきましたけど、１度、上がったバッテリーは完全には元に戻らないとよく言われますから、ご心配なら買い換えた方がいいかもしれませんね」。

　おひおひ、そのバッテリーは車検が済んだ翌日に買い換えたばかりなんだよ（36ヶ月保証）。しかし、あくまでも保証内容は「通常使用で」が条件。したがって今回のはオールタネーターがらみで対象外。一旦脅かした後にひとまず安心させ（無事、車検終了）、２度目が本番（オルタネーター逝去）というのは、ホラー映画でよく見られる手法だなあ、と妙な類推がふと頭に浮かんだ。



● オルタネーター交換 ●
品番 部品および作業 単価 個数 部品代 工賃
8944740192 ジェネレータ（リビルト品） 55,700 1 40,000 ・
ジェネレータ故障チャージ不良点検修理一式 ・ ・ ・ 9,000
バッテリー充電 ・ ・ ・ ・
小計 40,000 9,000
合計 ・ 49,000
消費税 ・ 2,450
請求合計 ・ 51,450


● 今後見込まれる作業の見積 ●
品番 部品および作業 単価 個数 部品代 工賃
8944678371 フロントブレーキディスローター 22,800 2 45,600 ・
フロントブレーキキャリパーAssy脱着 ・ ・ ・ 16,800
8970231360 ブレーキシューリヤー 2,770 2 5,540 ・
8970231370 ブレーキシューリヤー 3,040 1 3,040 ・
8970231380 ブレーキシューリヤー 3,040 1 3,040 ・
リヤーブレーキドラム脱着（２輪 全浮動式） ・ ・ ・ 8,400
（ブレーキシューAssy脱着　２輪） ・ ・ ・ 3,500


＊純正品価格(新品）はすべて2003年07月現在
　　ブレーキシューのリビルト品なら、もっと安価に入手できる。
　純正ブレーキ・ディスク・ローターはかなり高価になっている。やはりこうした車に乗り続けるにはそれなりの覚悟が必要だと痛感した。が、当面は研磨すれば、いけるだろう。